ピロリ菌は胃の組織を摂取して検査する

ピロリ菌は胃の組織を摂取して検査する

近年、「ピロリ菌」と呼ばれる細菌が注目を集めています。
この菌は胃粘膜に生息しており、胃炎や胃潰瘍、胃がんなど様々な胃の病気を引き起こすと言われています。
日本では、約6,000万人がピロリ菌に感染しているとされており、決して見過ごすことは出来ない存在となっています。
そんなピロリ菌ですが、自分の胃の中にこの菌が生息しているかどうかは、胃の組織を採取することで判明します。
この検査方法を「培養法」といい、胃の組織を採取した後にピロリ菌の育ちやすい環境で5日から7日間培養して判定します。この方法は判定までに時間がかかるのが難点ですが、発育した菌を使って薬が効くかどうか試すことが出来ます。
この方法の他にも、患者の血液や尿、唾液などを採取して判定する方法、検便で判定する方法など、様々な方法があります。検査方法によってかかる費用が異なるため、あらかじめ調べておくと良いでしょう。
特に、普段胃の調子が良くない人は、すみやかに検査を受けた方が良いでしょう。

体重減少を伴う腹痛はピロリ菌の影響も

ダイエットを意識している人は体重が痩せると喜んでしまいがちですが、食事制限や運動に取り組んでいる訳でもないのに変化があったら病気を疑うべきです。
特に胃炎や十二指腸潰瘍などを発症していた場合には、早急に治療を受ける必要があります。
胃炎や十二指腸潰瘍はストレスが原因のように考えられますが、主な原因はピロリ菌感染が影響しています。慢性胃炎の8割はピロリ菌によるもので、胃酸に対抗するべく常に体からアンモニア成分を出していることが胃などの粘膜を傷つけ潰瘍を発生させています。
初めは胃痛や胃もたれ吐き気などが伴うため、食欲不振を引き起こします。日ごろから食べすぎや飲みすぎの人は、それが原因と勘違いしやすいです。
ピロリ菌がいる状態を放置していると潰瘍からがんに進行してしまう可能性もあるため、検査を受け薬の服用などでピロリ菌を死滅させることが大切です。
腹痛や下痢などを伴って体重が減少し出したら、市販の胃腸薬で済ませず医師に診てもらうべきです。