胃がんの原因「ピロリ菌」にも効果があるにんにく

胃がんの原因「ピロリ菌」にも効果があるにんにく

胃もたれや吐き気、胃痛、胸焼けといった慢性の症状で悩んでいるなら、ピロリ菌が原因かもしれません。
ピロリ菌は、日本人の約50%、中高年の約70%が感染しており、胃壁の中に生息し胃液にすら消化されない強力な細菌です。
胃がんなどの原因となることから、早期診断と除去のために診察を受けましょう。
毎日の食生活で、ピロリ菌を予防するなら、にんにくがおすすめです。
にんにくに含まれている殺菌作用が胃がんを抑止することが知られており、さらに、コレラ菌やチフス菌、赤痢菌、0-157菌などに抗菌力を発揮したことから注目されています。
ピロリ菌に効果を発揮するのが、アリシンです。
アリシンは、生にんにくを下ろした際に生じる匂いの成分で、高い殺菌作用があります。
揮発性成分なので、すぐに気化してしまいますが、水や油と調理することで体内に取り入れることができます。
アリシンを食生活に取り入れるさいには、胃を守るプロスタグランジンを減らすため、消化に時間がかかる生肉などと一緒に食べるのは避けてください。

胃潰瘍を引き起こすピロリ菌とアリシンの働き

アリシンは、ニンニク由来の成分であり、強い抗菌・抗カビ作用をもつ特徴がある化合物です。
ニンニク・ネギ・タマネギなどのユリ科ネギ属の植物に配合されている成分であり、強烈なニオイや涙の元にもなっています。
アリシンは、ピロリ菌に対してよい働きをします。
ピロリ菌を殺菌してくれる効果があり、胃がんや胃潰瘍の予防をすることが可能になっています。
O-157菌の殺菌にも効果があり、胃の中にさまざまなプラスの効果をもたらしてくれるため、積極的に摂取することが望ましいとされています。
ニンニク料理だけでなく、ニンニク成分が配合されているサプリメントなども開発されていて、積極的に摂取を行いやすくなっています。
ニンニク料理で摂取する場合には、アリシンは熱に弱いという特徴があるため、炒めて使うようなことをしないで、すりおろしたものを薬味などとして摂取することが望ましくなっています。
しかし、善玉菌も殺菌してしまうような危険性もあるため、摂取しすぎないようにすることも大切です。